2024年1月1日正月、実家のこたつからお送りしております。今回はツノ銀中飛車の42角-33桂を軸にした作戦について考察します。 ※本記事は無ソフト研究ですので内容は厳密には間違いを含んでいます、ご了承ください。 開始図 先手が穴熊を目指すなら開始図から…

ノマ中飛車の新たな居飛穴対策として片銀冠＋△62飛を提唱します。 △62飛の構想は小林健二氏（上写真）の著書「スーパー四間飛車」にて紹介されています。本作戦はノマ中飛車からこれに合流しようというものです。 rocky-and-hopper.sakura.ne.jp ただしこの…

この記事では△42金が活きる展開を紹介します。 図1：38飛 上図は後手ノーマル中飛車の△42金に対して居飛車が加藤流袖飛車を選んだ場合です。 ここから△45歩（図2）が成立します。 図2：45歩

大内延介 九段（1963年プロ入り） 大内氏は振り飛車穴熊の使い手で「穴熊党総裁」との呼び名があります。1963年当時において穴熊は邪道であり、大内氏の活躍によってプロ界に穴熊の風が吹き込むことになります。その後は氏の影響あってか1970年頃から玉頭位…

山口英夫 八段（1964年プロ入り） 山口氏はノーマル中飛車・四間飛車を主力にした棋士です。中飛車の持久戦では主に△42金→△53金→△63金と無難に高美濃に囲って凡庸に戦うことが多いです。

こんにちは。このページでは短編で、僕がちょっと思いついたアイデアを書いてみます。 研究背景・目的 この作戦はノーマル中飛車からの派生します。まず初めにノマ中飛車は居飛車穴熊と相性が悪いがために廃れた戦法、という認識が一般的かと思います。ただ…