m式について、実戦で出てきた注意点を紹介します。
将棋クエスト2分切れ負け
先手:TOLUCKLUCKY (2207)
後手:Mars_54E (2256)
図1まで進み、居飛車は25歩を保留して銀冠穴熊を目指す陣形に組んできました。これに対して後手もいつも通り45歩と突いて紛争を仕掛けます。
図1から78金44銀36歩43金77角35歩38飛34金88玉36歩同飛35銀33角成同桂38飛36歩(図2)
本譜図2と進みました。先手は手順中88玉に代えて35歩同銀33角成同桂32歩の変化もありました。これにはソフト曰く後手は27角(参考図1)の反撃が有力なようです。27角という手は図2の最終手にもありましたね。本譜は見えていませんでした。
本譜図2から32歩(図3)
さて困りました。普通なら25歩がいるのでここで25桂と跳ねて32歩を空振りにできます。今回は26歩型なのでこれができません。図3から同飛なら43角で試合終了、図3から41飛にも22角42角31歩成で先手勝勢です。
本譜は図3から26銀36飛35銀38飛25桂31歩成36歩(図4)
なんとか誤魔化せました(笑)途中31歩成に代えて22角なら12香が好手で11角成32飛となれば後手不満なしです。
図4から本譜は26歩37歩成同桂同桂成同飛28角38飛19角成21角44飛と進み、雰囲気としてはだいたい互角~後手持ちになりました。その後は酷い手を重ねつつ時間で勝ちました。
今回の教訓としては27角という手があるよ
という感じで、おしまい